理事長の挨拶
GREETING
【ムスリムフレンドリーな多文化共生社会の実現を目指して】毎年増加するムスリム家族が日本社会に取り込まれ、経済的かつ文化的に役に立ち貢献するためには、日々の草の根交流を積み重ね、相互理解を推進することが重要です。そのため中長期な活動計画を遂行し、我々の役割を果たしていくために、次に示す3つの考え方を会員の皆様と共有し、挑戦し続ける組織でありたいと考えています。
・多文化共生プログラム等を通じて日本人のイスラーム理解の促進に貢献するという強い意識を持つ。
・日本語・日本文化の学習を通じて外国人ムスリムの日本理解の促進に貢献するという強い意識を持つ。
・宗教(イスラーム)に強制はないという信仰の自由を尊重する。
千葉イスラーム文化センターは千葉県及びその周辺地域の住民に対して、日本とイスラーム諸国との文化交流と友好を推進する事業を行ないます。そして結果として、国際的な平和と安全の実現に寄与することを目的としています。
引き続き、皆様の一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024年1月1日
理事長 杉本 恭一郎
日本におけるムスリムコミュニティーの発展とCICC
HISTORY
- 1891年 アブドゥルハリーム野田がイスタンブールにて日本人最初のムスリムになる(英国人ムスリムであるアブドゥッラー・クイリアムによる伝道の影響)
- 1909年 山岡光太郎、記録上初の日本人メッカ巡礼者
- 1917年 ロシア革命(1920年代、約600人のタタール人難民が日本へ亡命)
- 1935年 神戸モスク献堂(8月2日)インド人貿易商、タタール人(戦火を生き残る)
- 1937年 名古屋モスク献堂(1月22日)1945年5月14日焼失 タタール人系
- 1938年 東京回教礼拝堂(東京ジャーミィの前身)献堂(5月12日) タタール人系
- 1938年 大日本回教協会(日本外務省の外郭団体)設立(9月)
- 1952年 イスラーム友の会(日本ムスリム協会の前身)設立
- 1961年 ムスリム学生協会(イスラミックセンタージャパンの母体)設立
- 1980年代 バブル景気、南アジアなどからの労働者流入
- 1986年 東京回教礼拝堂解体
- 1988年 イラン・イラク戦争停戦
- 1990年 外国人留学生急増
- 1990年 バブル崩壊、イランなどからの労働者流入
- 1992年 イスラミック・サークル・オブ・ジャパン(ICOJ)の設立(本部:浅草マスジド)パキスタン人系
- 1993年 技能実習制度創設
- 1994年 日本イスラーム文化センター(JIT)の設立(本部:大塚マスジド)パキスタン人系
- 2000年 東京ジャーミィ献堂(在日トルコ大使館)
- 2008年 留学生30万人計画
- 2010年 外国人留学生総数14万人達成
- 2017年 東京インドネシアマスジド献堂(在日インドネシア大使館)
NPO法人
千葉イスラーム文化センター
住所
〒260-0044 千葉県千葉市中央区松波 2-6-2 CICCビル 4F
電話番号
オフィス代表番号: 043−307−8130