本日、八王子市の台町市民センターにて初開催した「多文化共生プログラム:となりのムスリム交流会」に、約30名の日本人および外国人ムスリム(マレーシア人)が参加しました。共催団体のIman Jepunから紹介があった後、マレーシア文化紹介がありました。マレーシアのあいさつ、食事、民族、宗教、服装や通貨など日常的に身の回りにあるものを楽しく学ぶことができました。その後、みなさんでマレーシア料理を堪能しました。クルバニ(犠牲肉)を使ったルンダン、肉じゃが、ミーゴレン(焼きそば)、ナシラマ(ココナッツごはん)などの提供がありました。一緒にお昼の礼拝をして、日本人ムスリムによる改宗物語を聞いた後、当センターの杉本恭一郎理事長からイスラームって何?という講演会を行ないました。参加者からは次のようなコメントをいただきました。
「本日のイベントは大変興味深く、参加できとても楽しかったです。マレーシアのことはあまりよく知らなかったのですが、実際のマレーシアの方に教えていただけることで身近に感じることができました。お料理もとても美味しかったです。また杉本先生のご講義では、改めてイスラームとは何か自分に問い直す機会になりました。例えば、普段何気なく「イスラーム」と言っていましたが、「イスラーム」という言葉がアッラーに従うという意味だということは知りませんでした。日本では六信五行やイスラームの厳格さなどが注目されることが多いですが、ムスリムにとっては、アッラーの他に神はなく、生きる目的として善を行い天国に行くということが1番重要な点だと改めて実感しました。メディアのレベルでのイスラームでは見えてこない、実際のイスラームを多元的に学ぶことの大切さを感じました。また、イベントに改宗ムスリムの方がいらっしゃったのも印象的でした、また機会がありましたら個人的に色々お話をお聞きしたいです。今回のイベントは大変勉強になりました。自身の活動の参考にもさせて頂きたいと思います。本日は貴重な機会をありがとうございました」
「改めて、本日は「となりのムスリム」を企画して頂きありがとうございます。実は、留学時にマレーシアで知り合ったマレー人の彼女がきっかけで、イスラム教について関心を持ちました。その為、イスラム教を勉強し始めた私にとって、イスラム教のご説明は専門用語も少なく非常に分かりやすかったです。加えて、日常生活で感じていたイスラム教に関する疑問も、質疑応答で解消できたので、このイベントに参加できて良かったです。(本や動画だとその場で気になったことが質問できないのて)まだまだ、初歩の段階ですが、引き続き学びたいと思います。今後も、イスラム教に関してのイベントがありましたら、是非参加したいです」
スキマ時間で学ぶ大人のイスラーム講座:
申請フォームはこちら☞