三郷市に最近オープンした「希望の郷交流センター」で、35名の日本人およびバングラデシュ人などが参加し、共に交流会を楽しみました。冒頭、クルアーン読誦の後、日本初のハラールスーパー「ボンゴバザール」を設立したバダルさん(三郷市在住)挨拶をいただきました。次はロニーさん(三菱UFJ銀行勤務)からバングラデシュの文化紹介があり、経済成長が著しいバングラデシュは、ダッカの新空港、高速道路、高速鉄道、チッタゴンの新港開発など国内メガインフラには日本のODA(政府開発援助)が大きな貢献をしていること、最近、成田空港からバングラデシュまでの直行便が就航して、ますます両国の関係が強化されているとの発表がありました。バングラデシュの繊維産業はすでに有名です。さらに同国は高度IT人材や建設や農業などの特定技能分野では日本に多くの若い人材(バングラデシュ人口の年齢中央値は27歳:日本は48歳)送り出すポテンシャルがあります。人口減が著しい日本社会における増加が見込まれます。
その後、バングラデシュ料理「チキン・ビリヤニ」を提供しました。日本人向けに少し「甘く」味付けがしてあり、みなさんから大好評でした。日本人は味が辛すぎると受け付けず、カレーなどでも逆に甘いと美味しいと感じるようです。チラシを見てビリヤニが食べたいので突然参加した方もいました。もちろん大歓迎しました。帰る時には自分の子供のためにビリヤニの弁当を持ち帰りたいとのリクエストまでありました。
それから、当センターの理事長から「イスラームを知る」という題名で講座がありました。人口減が著しい日本社会は、多文化共生が不可避な現状があります。その上で、海外からムスリム労働者も増加傾向にあります。イスラームは過激で危険だという誤解を解くため、イスラームの教えをわかりやすく紹介しました。講演後には、クルアーンのやさしい和訳を参加者に贈呈しました。
最後にはネットワーキングがありました。バングラデシュにハラール商品を輸出したいとの相談もありました。今後も日本とバングラデシュとの関係には注目です!
https://www.launchgood.com/campaign/dawah_to_japanese_nonmuslims_part_2#!/
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