本日は非営利活動法人東名古屋イスラミクセンターと共催で、多文化共生プログラム:イスラーム文化交流会を名古屋市にて初開催しました。猛暑の中、約30名の参加者が集まり、親睦を深めました。参加者は、名古屋大学、名古屋市立大学、南山大学、名古屋外国語大学、名古屋経済大学、名古屋モスクの事務局、春日井モスクの事務局と多様なバックグランドを持つ人たちでした。まず最初に、東名古屋イスラミク・センター代表のミフタフ・フダさん(名古屋大学特任教授)があいさつをしました。当センターのみなさんは、2021年から昭和スタイルの日本の家屋をそのままモスクとして賃貸利用しているということで、そのきっかけはコロナ感染症拡大のため、名古屋大学で金曜合同礼拝ができなくなったことにあったそうです。将来的には隣の2つの家と土地を購入して大きなモスクを建てたいという希望もあるそうです。イード礼拝の時には120名(内インドネシア人が約50名)が集まる場所で、留学生やムスリム労働者がどんどん増えているとのことでした。その後、自己紹介と食事会をして、みなさん一緒に礼拝を捧げました(自由参加)。講演会では、基礎からイスラームを伝えると、学生さんなどからたくさんの質問が出ました。プログラム終了後、参加者からは次のような意見が寄せられました。「ムスリムの方々とのイスラームについての語り合いや杉本先生による講演での解説は興味深く、本日はとても有意義な時間を過ごすことができました。そして、改めて「イスラームは、奥深くておもしろい!」と私自身知的好奇心を刺激され、さらなる理解を積み重ねていきたく思いました。イスラームは、学び始めたらあれやこれや知りたくなる奥の深いおもしろみがあります。私自身イスラームには非常に関心がありますが、学ぶ上で自身が興味のある分野に関心が先行してしまい、現状基礎的な理解が未だ及んでいません。恥ずかしながらこれまでクルアーンを基礎から学ぼうとしたことはありませんでした。今回のイベントを通じてイスラームの教えを根本から知識を固めていく必要があると強く感じました。今後も自学に加え、講義等を通じて杉本先生の力をお借りしていきたいです。これからもどうぞよろしくお願いします」「まず、建物の外観から意表をつくもので、参加者も日本の若者も、日本人ムスリマやお子さん、インドネシア人、ウズベキスタン人、パレスチナ人と多彩で楽しかったです。杉本さんのお話も、きちんと知らなかったイスラムの基本がすっきりと頭に入りました。多神教との絶対的な違いはよく分かりますが、仏教の世界観との共通性も私の中にはまだあるようです。今日のお話は、もっと違うものを予想していました。いい意味で外れました☺️自己紹介をきちんと回したのも良かったです」
スキマ時間で学ぶ大人のイスラーム講座:
申請フォームはこちら☞