インドネシア国立ガジャマダ大学生物学部のBudi Stiadi教授を招いて「イスラームと生物音響学の遺産」に関するセミナーを開催しました。今では動物が音声でコミュニケーションをしていることがわかっていますが、昆虫のアリも音声でコミュニケーションしていることが最新の研究でわかっています。普通、人間には「アリ語」は聞こえません。だから実際に音声に出して会話をしているなど到底考えらません。しかしこの事実は1400年前に記録されたクルアーンに記されています。
「そして、スライマーンはダーウードを後継してこう言いました。人びとよ、わたし(スライマーン)は(アッラーによって)鳥の言葉を教えられ、またあらゆるものを授けられました。これは、明らかな寵愛です。また、スライマーンのためにジンと人間と鳥たちの軍隊が動員され、かれらは部隊に編成されました。やがて蟻の谷へとやって来たとき、一匹の蟻が言いました。蟻たちよ、自分の住みかに戻りなさい。スライマーンとその軍隊が気づかずにあなた方を踏み潰さないように」(クルアーン27章16-18節)
もちろんイソップ物語の「アリとキリギリス」の中でもアリは音声でコミュニケーションしています。しかしこれはあくまでも寓話でありフィクションとみなされています。一方、クルアーンは1400年前からアリが音声でコミュニケーションすることは事実として認識されてきたのです。クルアーンは本当に興味深い啓典です。
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