千葉イスラーム文化センターは高知ムスリムファミリー(エコ代表)と共に、インドネシア・イスラーム文化交流会(第2回)を高知市で開催しました。当交流会には約50名が参加しました。高知県には約800人のインドネシア人が住んでおり、昨年、高知ムスリムファミリーは県内初のマスジド建設に向けてプロジェクトを開始しました。高知市にはハラールのバリ料理店もあり、インドネシア人の憩いの場になっていました。交流会では、高知マスジドプロジェクトの概要説明があった後、当センターの理事長から「やさしくイスラームを知る」という講義がありました。礼拝を行ない、食事交流会ではみなさん活発に情報を交換していました。午後は高知市に住むインドネシア人看護師のMayumiさんから、インドネシア人看護師と介護福祉士の現状と課題について発表がありました。インドネシア人看護師や介護福祉士を受け入れる上での問題点として、①日本語能力不足、②イスラーム教徒対応の必要性、③受け入れ先の採算性、④介護福祉士国家試験受験には3年間の実務経験が必要、⑤看護師協会や介護福祉士協会からの外国人受け入れ反対の声があることが指摘されました。高知県に住むインドネシア人看護師と介護福祉士へのアンケート調査からわかったことは、困りごととして、①日本語が難しい(方言:土佐弁)、②礼拝やヒジャーブに関する配慮がない、③休暇が取りにくい、④給与が少ない又はボーナスがない、⑤働き手が少ないなどが挙げられた。最後は再び当センターの理事長から「やさしくメッカ巡礼を知る」という講義がありました。参加者からは「私が出会ったムスリムの方でいつか家族と一緒にメッカに行きたいという人が何人かいましたが、巡礼はムスリムの方にとって、とても大切で、ハードルも高いのだとわかりました」「メッカ巡礼のことを初めて知りました。当方でも勤務しているインドネシアの方が今年の末に巡礼を希望しています。是非行けるように支援したいと思いました」「メッカに行ってみたいです」などの言葉をいただきました!

https://www.antaranews.com/berita/4657297/diaspora-indonesia-di-jepang-perkenalkan-budaya-islam

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