2025年2月23日(日)、千葉イスラーム文化センターは日野市ムスリム多文化協会と共に、共催としては2回目のイスラーム文化交流会を八王子市で開催しました。当交流会には約90名が参加し会場がいっぱいになりました。東京都立大学からムスリム留学生も参加しました。冒頭、クルアーンの読誦があり、アッラーの恵みを想起しました。次にインドネシア人のフィトラさんから日野市ムスリム多文化協会について紹介がありました。日野市ムスリム多文化協会は日野市とその周辺におけるムスリムを支援するボランティアグループとして設立されました。また、現在は日野市初となる日野マスジド建設に向けて計画をしていることも発表がありました。次に当センターの理事長から「クルアーンとは何か?(第1部)」という講義がありました。クルアーンとは全人類への「憲法」であり、生きる意味(人生の目的)を明確に伝えるものであることを説明されました。参加者からは「クルアーンとはコーランのことなのか?」「イスラームおけるアッラーとキリスト教における神は同じなのか?」「イスラームにおける女性は抑圧的なのか?」「イスラームを知るきっかけはどのようなものだったのか?」「イスラームに入信してよかったことと困ったことは何か?」など多くの質問が寄せられました。その後、食事交流会では、参加者はマレーシア料理「ココナッツチキンカレー」を試食しました。午後はイスラームが国家宗教でありながら、仏教やヒンズー教と共生する多宗教社会を形成している「マレーシア文化」についての紹介がありました。最後に再び当センターの理事長から「クルアーンとは何か?(第2部)」の講義がありました。ここではクルアーンがアッラーの言葉である証拠として、クルアーンに組み込まれたコード(暗号)を科学的な視点から説明されました。参加者からは「全く新しい角度からクルアーンを知ることができて大変良い学びになった」とコメントをいただきました。

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