2024年11月30日(土)、千葉イスラーム文化センターは大阪ムスリム協会(大阪大学にあるムスリム留学生協会)と大阪茨木マスジドと共に、イスラーム文化交流会を箕面市立船場生涯学習センター(指定管理者:大阪大学)で開催しました。交流会には48名が参加し、冒頭、大阪府で最初にできたムスリム団体である大阪ムスリム協会の代表から協会の紹介がありました。主に、大阪大学国際教育交流センターと協力して、大阪大学に来る様々な国籍出身のムスリム学生や研究者のサポートしていて、現在約300人の会員がいるとのことでした。次に弊センター理事長から「やさしくイスラームを知る」という演題で講演を行ないました。
大阪大学の学生参加者からの意見として、次のようなコメントがありました。「本日はありがとうございました。とても参考になる素晴らしい会でした。具体的には、まず冒頭で話されていた入信されたきっかけのお話が大変興味深かったです。バングラデシュでの経験が、大きく価値観を変えた話を聞いて、他の文化世界に身を投じることは大事であると思いました。私自身も、毎長期休暇に海外に出ることを大学生活の最大の目標にしているので、これからも続けていけばさらに新しい出会いが待ってるに違いないと改めて確信しました。また、多神教と一神教の話も大変興味深かったです。イスラム教がジンの存在を認めていた上で、多神教と「それを信仰対象とするかが違う」という形で整理されている説明がとてもわかりやすかったです。ムハンマドの偉大さについて、宗教的+政治的、両方において指導者の重要な役割を果たしたからという説明をお聞きし、ムハンマドの偉大さを簡潔に表されている点に感銘を受けました。Q &Aについても1つ1つの質問に大半丁寧に答えられていらっしゃるのが印象的でした。ムスリムの男女格差について答えられている時に、クルアーンの実際の文章を示して、男性への努力も求められていることを示されていたのは印象的でした。また、機会がありましたら宜しくお願い致します」集団礼拝(自由参加)後、食事会ではみなさん活発に情報交換をしていました。午後はムスリム諸国の文化紹介ということで、インドネシア文化とパレスチナ文化の紹介がありました。インドネシア文化紹介では、多様な民族や文化の中でイスラームが融合していった過程がわかりました。パレスチナ文化紹介では、パレスチナの伝統衣装や食事を紹介しつつ、現在のガザの状況を踏まえて、パレスチナの歴史を振り返る時間となりました。
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