2026年2月7日、東京都江戸川区小岩図書館にて、どんな国?ガンビア・イスラーム文化交流会を初開催しました。日本人参加者を中心に、30名が参加しました。午前中は、新小岩マスジドの元イマームで貿易商人のガンビア人であるアフマド博士から、ガンビアにおけるイスラームの歴史と文化について講演がありました。それによると、西アフリカに位置し、セネガルに囲まれるように存在するガンビアは、国土面積が約1万1,300平方キロメートル、人口は約270万人の小国です。ガンビアの首都はバンジュール(Banjul)で、人口は約4万人です。国民の約97%がムスリム、約3%がキリスト教徒で、9つの異なる部族から成る多民族社会です。11世紀頃、アラブ商人の活動を通じてイスラームがこの地に浸透しました。その後、ポルトガル、続いてイギリスによる植民地支配の影響を受け、多くのヨーロッパ人が移住するようになります。また、奴隷貿易の歴史もガンビアに深い影を落としており、ジェームズ島(現在のクンタ・キンテ島)は、その負の遺産を象徴する場所として知られています。主な産業は農業と漁業でGDPの約30%を占めます。日本とガンビアの関係は非常に深く、特に政府開発援助(ODA)を通じた協力が長年続いています。なかでも日本はガンビアの主要産業の一つである稲作(米づくり)の発展に大きく貢献してきました。日本の技術協力や灌漑整備により、稲作は国の食料安全保障を支える重要な分野となっており、農地全体のおよそ4割で稲作が行われているとされています。ガンビアの観光業は直接的にはGDPの1割前後に相当し、交通・サービスなどを含む広い影響まで考えると15~20%程度と推計されています。大西洋に面した美しい海岸線には5つ星ホテルも立ち並び、ヨーロッパ諸国を中心に、レバノン人やトルコ人など多様な国々からの観光客を惹きつけています。ムスリムの間には部族の長老を尊ぶ文化が強く残っていて、共同体の絆が維持されています。隣人を大切にする文化も強く、1人でご飯を食べることはなく、常に集団で1つの皿に食事を盛って、手で食べるということでした。礼拝と食事交流会の後は、当センターの理事長からイスラームとハラールの基本についての講演がありました。ハラール認証した銀鱈の味噌漬をUAEなどに売り込みたい方や、インバウンドのニーズに応えるべく、渋谷にあるラーメン店のハラール認証取得したい方や、ムスリム観光客へのランオペサービスの拡大をめざす方など、ハラール産業へ参入したい日本人のニーズが増えていることを実感する機会となりました。










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